当院の子供の矯正
お子さまのお口の中の状態に合わせた治療を行います
お子さまの性別、年齢、歯の生え替わりなど、患者さまごとにそれぞれ状況は異なります。「これだけで終わり」といった装置は無く、装置ごとに得意不得意や、メリットデメリットがあります。患者さまの歯並びや噛み合わせ、お口の中の状態に合った最適な装置を提案させていただいております。装置ごとの特徴をわかりやすく説明しますので、ご安心ください。
※治療期間:約12~60か月 通院回数:12~30回程度
(始める時期、症状の程度、個人の成長速度により大きく変わります。)
負担なく続けられる装置の
選択を心がけています
強い力で引っ張ることで、早く歯が動くとは限りません。実際には、弱い力でも歯が十分に動くことはあり、負担の大小が結果を左右するとは言い切れません。強すぎる力は歯の周りにダメージを与え、逆に歯の動きを遅くしてしまうこともあるのです。お子さまが負担なく矯正を続けられ、効果が出やすい装置を選択することが重要です。
このような歯並びで
お悩みではないですか?
下あごが出ている
前歯が出ている
歯並びが悪い
噛み合わせのズレ
噛み合わせが深い
前歯が噛み合わない
すきっぱ
矯正時期について
治療を始めるタイミングが重要です
矯正治療を成長段階にある子どものうちに始めることで、さまざまなメリットがあります。大人になってからの矯正に比べ、効率よく治療が進められることに加え、本人への負担、費用の負担も軽減できます。治療を始めるタイミングは、お子さまの歯並びの状態によりさまざまです。受け口は、指摘されたらすぐにご来院ください。4歳以上であれば治療を始められます。出っ歯は、前歯(永久歯)の4本が生え揃う少し前の小学校2年生か低学年までに、ガタガタの歯並びは下顎の前歯1~2本が生え変わる年長から小学校1年生くらいまでに治療を始めましょう。いずれの場合も来院後すぐに治療に取り掛かることはなくお口の状態と歯並びを見て、治療が必要かどうか、治療方法、治療開始時期を検討します。お子さまの歯並びに関して気になることがある場合、まずはお気軽にご相談ください。
第一期矯正治療
混合歯列期(乳歯と永久歯がどちらも生えている)に治療を行います。この時期は顎の成長を促進したり、抑制したりすることができます。歯列の幅を広げることができ、土台の部分から歯並びを整えることができます。可能な限り取り外しができる装置を使うため、お子さまへの負担も少なくて済みます。痛みもほとんどありません。
5歳から12歳ごろ
第二期矯正治療
全ての永久歯が生え揃う時期を目安として、治療を開始します。大人の矯正と同様の内容で、年齢制限はありません。ただし、早く始めることで歯や体への負担を軽減することができます。早い段階で矯正治療を行うことで、しっかりと噛め、見た目も美しい歯並びで長い時間、過ごすことができるようになります。
12歳ごろから成人
下記お悩みがあるお子さまは
このような時期のご来院を
特におすすめいたします!
下あごが出ている
ご指摘されたらすぐご相談ください。※診療台に座れる4歳以上がおすすめです。
前歯が出ている
永久歯の前歯4本生えそろうちょっと前にご相談ください。※小学校2年生ごろかと思います。
歯並びが悪い
下顎の前歯1本2本生え変わったくらいにご相談ください。※年長から小学校1年生ごろかと思います。
矯正治療で使用する装置
床矯正
顎を広げて歯を動かすことで、歯が並ぶスペースをつくり、歯並びを整えるのが床矯正です。装置は取り外しができるため、歯みがきや食事は通常通り行えます。お子さま自身で取り外すこともできるため、破損などには注意する必要があります。
歯列矯正用咬合誘導装置
歯列矯正用咬合誘導装置
(ムーシールド)
受け口のお子さまの治療に最適なのが歯列矯正用咬合誘導装置(ムーシールド)です。受け口は放置しても改善する可能性は低く、下顎の成長具合によっては手術が必要になってしまう場合もあります。そうならないためにも、早めに治療を開始することが大切です。歯列矯正用咬合誘導装置(ムーシールド)は小さなお子さまにも使用可能な装置で、就寝時に装着するだけの負担が少ない方法です。
ワイヤー矯正
クリアブラケット
プラスチックで出来た目立ちにくい透明なブラケットです。
メタルワイヤー
金属でできている一般的なワイヤーです。銀色なので目立ちます。
ホワイトワイヤー
目立ちにくい白いワイヤーです。追加費用がかかりますので詳しくはお問い合わせください。
費用について
ご相談 | 0円 |
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資料作成・診断料 | 55,000円 |
一期治療料金 | 440,000円 |
二期治療 | 385,000円~495,000円 |
保定装置料 | 55,000円 |
処置料 | 3,300円~6,600円 |
お支払い方法
お支払いは現金または各種クレジット、デンタルローンがご利用いただけます。
医療費控除について
1月1日から12月31日までの期間に合計10万円以上の医療費を支払った場合、確定申告により医療費控除を受けることができ、税金の一部が戻ってくることがあります。歯科医院で支払った際の領収書、通院でかかった交通費などの領収書は、大切に保管するようにしましょう。詳しくは下記国税庁のホームページをご覧ください。
国税庁ホームページリスク・副作用
・矯正治療で歯を動かすことで、歯に痛みや違和感や、頭痛・発熱が起こることがあります。個人差はありますが、3日から1週間でおさまっていきます。
・矯正装置が唇や舌、粘膜に擦れることで、口内炎ができたり、傷がつきやすくなったりすることがあります。
・矯正装置を装着すると、歯磨きが複雑になり、磨き残しが増える傾向にあります。不十分な清掃状態が続くことで、虫歯・歯肉炎・歯周病に罹患しやすくなるため、自己管理と定期 的なメンテナンスの受診が必要になります。
・顎間ゴムの使用や定期的な来院、その他の指導(MFT など)に対する協力が得られない場合、歯並びに影響がでるような習癖(頬杖や食事の際に片側のみで噛むなど)があると矯正治療が円滑に進行しないことがあります。
・矯正治療中には、咬み合わせや歯並びが随時変化します。それに伴い、咬み合わせや顎の関節に違和感や痛みがでたり、一時的に歯並びが以前より悪くなったりする場合があります。
・歯を動かすことで、歯根吸収(歯の根が溶けて短くなる)や歯の変色(神経の壊死)が起こることがあります。変色の原因はこの限りではありませんが、変色が軽度の場合には、矯正治療後のホワイトニングで改善できる可能性があります。
・歯を移動させた際に、ブラックトライアングル(歯と歯の間の三角形の隙間)や歯肉退縮が起こることがあります。そのような場合、ブラックトライアングル等の改善を目的とした歯の形態や大きさの修正を行うことがあります。
・必要に応じて、歯の形態の修正、咬み合わせの調整、歯の大きさの調整などを行う場合があります。
・歯の根が曲がっている場合や骨性癒着(歯と骨がくっついている状態)が起こっていると、歯が動かないことがあります。また、小帯(唇や頬にあるヒダ)の付着位置が悪かったり、骨隆起(歯を支える骨が膨らみコブのような形態になっている状態)があると、歯の移動を阻害する可能性があるため、矯正治療中にこれらを除去する処置が必要になる場合があります。
・接着型の矯正装置の場合、外れてしまうことがあります。外れてしまったときに、矯正装置を誤飲してしまう可能性がありますが、ほとんどの場合、自然に排泄されます。
・歯が動くスピード、治療の難易度、症例、使用する矯正装置によって治療期間が異なるため、目安として記載している治療期間や診断時にお伝えする予想治療期間が前後する可能性があります。
・矯正治療中に金属アレルギーの症状がでる場合があります。
・矯正治療終了時に矯正装置を外す際、歯に小さな亀裂や傷がついてしまう場合があります。
・矯正治療終了後、保定装置を指示通りに装着していただけない場合、後戻りが起こることがあります。後戻りが起こる要因はこれに限らず、様々な要素が原因となり起こることがあります。
・顎の成長、加齢、親知らず、歯周病などの影響により歯並びが変化し、再治療が必要になる場合があります。