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〒484-0077 愛知県犬山市上野前川田1280

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前歯が噛み合わない「開咬」とは?原因と矯正治療について解説


 「奥歯では噛めるのに、前歯が噛み合わない」
 「前歯で麺や食べ物を噛み切りにくい」

このような噛み合わせを「開咬(かいこう)」といいます。

開咬は英語では「オープンバイト」と呼ばれ、上下の歯を噛み合わせても、一部の歯が接触せず隙間が残っている状態です。特に多いのが、奥歯を噛んだときに上下の前歯の間に隙間ができる「前歯部開咬」です。
見た目だけでなく、食事や発音などにも影響することがあるため、気になる場合には一度矯正歯科で噛み合わせを確認することをおすすめします。



開咬とはどのような歯並び?


正常な噛み合わせでは、口を閉じたときに上の前歯が下の前歯に少し重なり、奥歯も安定して噛み合います。
一方、開咬では奥歯が噛み合っていても前歯が接触しません。

そのため、
・前歯で食べ物を噛み切りにくい
・麺類などを噛み切りにくい
・発音するときに空気が漏れやすい
・口が閉じにくい
・前歯の隙間が見た目として気になる
といった症状がみられることがあります。

開咬の程度は人によってさまざまで、前歯にわずかな隙間がある程度の場合もあれば、上下の前歯が大きく離れている場合もあります。



開咬になる原因


開咬は一つの原因だけで起こるとは限りません。
歯の生え方や顎の成長、舌や唇の使い方など、複数の要因が重なっていることがあります。

指しゃぶりなどの習慣


小さなお子さんでは、長期間の指しゃぶりによって上下の前歯が噛み合わなくなることがあります。
ただし、幼少期の指しゃぶりがすべて開咬につながるわけではありません。年齢や頻度、顎の成長などを含めて判断する必要があります。
子どもの歯並びについては、「子どもの歯並びは自然に治る?」でも詳しく解説しています。

舌の位置や使い方


飲み込むときに舌を前方へ押し出す癖がある場合や、普段から舌が上下の前歯の間に入り込んでいる場合には、前歯が噛み合いにくくなることがあります。
ただし、舌の癖が開咬の原因なのか、それとも開咬があるために舌が前に出るようになったのかは、簡単には判断できません。
歯並びだけを見るのではなく、顎の骨格や噛み合わせ全体を確認することが重要です。

顎の成長や骨格


開咬の中には、歯の傾きだけではなく、上下の顎の骨格そのものが関係しているケースがあります。
例えば、下顎が下方向へ成長しやすい骨格では、奥歯は噛んでいても前歯が噛み合いにくくなることがあります。
特に骨格的な要因が強い開咬では、歯だけを動かせば簡単に改善できるとは限りません
お子さんの場合には、現在の歯並びだけでなく、今後どのように顎が成長していくかを考えながら治療時期を検討します。



子どもの開咬はいつ相談すればいい?


「乳歯だから様子を見ても大丈夫でしょうか?」
という質問をいただくことがあります。
確かに、永久歯への生え替わりや習慣の変化によって噛み合わせが改善することもあります。

一方で、骨格的な特徴が強い場合や、永久歯が生えてきても前歯が噛み合わない場合には、経過観察だけでは改善しないこともあります。
そのため「開咬がある=すぐ矯正治療」というわけではありませんが、一度状態を確認しておくことには意味があります。

犬山市をはじめ、扶桑町・大口町・江南市・各務原市周辺からも、「学校歯科健診で噛み合わせを指摘された」「前歯で物が噛み切れない」といった相談で来院されるお子さんがいます。

いぬやま矯正歯科では、歯の生え替わりや顎の成長を確認しながら、すぐに治療を始めるべきなのか、しばらく経過を見た方がよいのかを判断しています。



開咬の矯正治療


開咬の治療方法は、年齢や原因、骨格、歯並びの状態によって異なります。
子どもの場合には、顎の成長や永久歯への生え替わりを確認しながら治療を行います。
成人では、ワイヤー矯正やアライナー型矯正装置などを使用して歯を動かすことがあります。

装置の違いについては、「ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違い」も参考にしてください。


ただし、開咬は矯正治療の中でも治療計画を慎重に立てる必要がある噛み合わせの一つです。

前歯だけを無理に噛ませようとすると、歯の傾きが不自然になったり、治療後に再び隙間が生じたりすることがあります。
そのため、歯の位置だけでなく、奥歯の高さや顎の骨格なども含めて治療方針を考えます。



大人の開咬でも治療できる?


成人になってから開咬が気になり、矯正相談に来院される方も少なくありません。
大人でも開咬の矯正治療は可能ですが、骨格や開咬の程度によって治療方法は大きく異なります。
歯の移動だけで改善できる場合もあれば、骨格的な問題が非常に大きい場合には、外科手術を併用した矯正治療が検討されることもあります。

また、開咬は治療後に前歯の隙間が再び出てくる「後戻り」に注意が必要な噛み合わせでもあります。舌の位置や口腔周囲の癖、骨格的な要因などが残っていると安定しにくいことがあるため、治療終了後の保定も重要です。

成人矯正については、「30代・40代から始める大人の矯正治療」でもご紹介しています。



開咬が気になったら矯正歯科で確認を


開咬は「前歯が少し開いているだけ」と思われがちですが、噛み合わせ全体や顎の成長が関係していることがあります。
特にお子さんの場合には、いつ治療を始めるかだけではなく、「今は治療せず成長を確認する」という判断も大切です。

一方、成人の場合も開咬の原因や程度によって適した治療方法は異なります。

いぬやま矯正歯科では、初診相談で現在の歯並びや噛み合わせを確認し、考えられる治療方法や治療開始時期についてご説明しています。

矯正歯科を選ぶ際のポイントについては、「矯正歯科はどう選ぶ?」もご覧ください。


犬山市や扶桑町、大口町、江南市、各務原市周辺で、「前歯が噛み合わない」「開咬かもしれない」と気になっている方は、お気軽に初診相談をご利用ください。