矯正治療を始めようと思ったとき、
「矯正歯科はどこを選べばいいの?」
「一般歯科と矯正専門の歯科医院は何が違うの?」
「ワイヤー矯正とマウスピース矯正、どちらを選べばいい?」
と迷われる方は少なくありません。
矯正治療は数年にわたって通院することも多く、歯科医院によって治療方法や診断の仕方、料金体系にも違いがあります。
そのため、「近い」「安い」「目立たない装置がある」といった理由だけではなく、矯正治療の専門性、診断方法、治療法の選択肢、説明のわかりやすさまで確認して選ぶことが大切です。
今回は、矯正歯科を選ぶときに確認しておきたい5つのポイントをご紹介します。
後半では、犬山市をはじめ、扶桑町・大口町・江南市・各務原市など、犬山市周辺で矯正歯科を探す場合の「通いやすさ」についてもお話しします。

1.矯正治療を専門的に行っているか
まず確認したいのが、矯正治療を専門的に行っている歯科医院かどうかです。
少し例えるなら、一般歯科と矯正専門医院の違いは「レストラン」と「専門店」に似ています。
一般歯科は、むし歯治療や歯周病治療、入れ歯、定期検診など、幅広い治療を行うレストランのような存在です。
一方、矯正専門医院は、例えるならカレー専門店です。
カレーしかありませんが、その分、毎日のようにカレーを作り、材料や作り方を工夫しながら、さまざまな注文にも対応できるよう技術を磨いています。
矯正歯科も同じように、日常的に歯並びや噛み合わせを診ているため、矯正治療に関する経験や技術を蓄積しやすいという特徴があります。
例えば、
表側のワイヤー矯正(ラビアル)
裏側矯正(リンガル)
マウスピース型矯正(アライナー)
小児矯正
歯科矯正用アンカースクリューを用いた治療
外科的矯正治療が必要な難しい症例
こうしたさまざまな治療方法について専門的な知識を持ち、症例に応じた治療法を検討できることも、矯正専門医院の特徴です。
一方で、矯正専門医院では一般歯科治療を行っていない場合があります。
そのため、むし歯治療や歯周病治療、定期検診などは、かかりつけの一般歯科医院にも通っていただく必要があります。
矯正治療は矯正歯科、むし歯や歯周病の管理は一般歯科というように、それぞれの専門性を活かして連携することも大切です。
関連記事:
「小児矯正とは?大人の矯正との違い」
「ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違い」
2.きちんと検査・分析をしているか
矯正治療では、見た目だけで治療方法を決めることはできません。
お口や顔の写真、レントゲン写真、歯型や口腔内スキャンなどを確認し、歯並びだけでなく、噛み合わせや顎の骨格まで含めて診断する必要があります。
特に重要な検査のひとつが、セファログラム(頭部X線規格写真)です。
セファログラムを用いたセファロ分析では、
上顎と下顎の位置関係
顎の大きさ
前歯の傾き
顔全体の骨格的なバランス
などを数値として確認します。
同じ「出っ歯」に見えても、上顎が前に出ている場合、下顎が小さい場合、前歯だけが前方へ傾いている場合など、原因はさまざまです。
原因が違えば、当然、適した治療方法も変わります。
そのため、セファロ分析を含めた検査・診断を行い、その結果をもとに治療計画を立てているかは、矯正歯科を選ぶうえで大切なポイントです。
3.メリットだけでなくデメリットも説明してくれるか
最近では、
「取り外しができる」
「目立ちにくい」
「痛みが少ない」
「寝ている間だけ」
など、魅力的に感じる言葉を目にする機会も増えています。
もちろん、こうした特徴は治療方法によっては大きなメリットです。
ただし、メリットだけで治療方法を選ばないことも大切です。
少し例えると、ダイエットにも似ています。
「これだけで痩せる」「楽に続けられる」といった方法はたくさんありますが、健康的に体重を管理するうえで、食生活や運動といった基本が大切であることは昔から変わりません。
矯正治療も同じです。
新しい装置や治療方法が登場しても、きちんと診断し、適切な力で歯を動かし、噛み合わせを整えていくという基本は変わりません。
例えば、マウスピース型矯正には、目立ちにくく取り外しができるというメリットがあります。
一方で、決められた時間装着する必要があり、患者さん自身の協力が治療結果に影響します。また、症例によってはワイヤー矯正の方が適している場合もあります。
ワイヤー矯正にも、幅広い歯の動きに対応しやすいというメリットがある一方で、装置が見える、装置周囲の歯磨きに注意が必要といったデメリットがあります。
大切なのは、特定の治療方法を「良い」「悪い」と決めることではありません。
それぞれのメリット・デメリットを説明したうえで、なぜその治療方法が自分に適しているのかを説明してもらえることが重要です。
関連記事:
「ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違い」
4.治療を始める時期や費用をきちんと説明してくれるか
矯正相談を受けたからといって、必ずすぐに治療を始める必要があるわけではありません。
特にお子さんの場合には、今すぐ治療した方がよいケースもあれば、永久歯への生え変わりや顎の成長を待って経過観察できるケースもあります。
大切なのは、「治療するかどうか」だけではなく、「いつ始めるのが適切なのか」まで説明してもらえることです。
また、矯正治療は医院によって料金体系が異なります。
例えば、
検査・診断料
基本料金
毎回の処置料
保定装置の費用
保定期間中の診察料
などが別々に設定されている場合があります。
ホームページに掲載されている基本料金だけでは、最終的な費用がわからないこともありますので、相談時には総額でどのくらいかかる可能性があるのかを確認しておくと安心です。
お子さんの場合には、一期治療のあとに二期治療が必要になる可能性についても確認しておきましょう。
関連記事:
「子どもの歯並びは自然に治る?経過観察できるケース」
「子どもの矯正は何歳から始めるのがベスト?」
5.数年間、無理なく通い続けられるか
矯正治療では、定期的な通院が必要です。
治療期間が2年、3年と続くこともありますし、歯を動かす治療が終わった後も、歯並びを安定させるためにリテーナー(保定装置)を使用する期間があります。
そのため、医院を選ぶときには、
自宅から通いやすい
学校や仕事帰りに通える
駐車場がある
予約時間が生活スタイルに合っている
といった点も重要です。
矯正治療では、「少し遠くても有名な医院へ」という考え方もあります。
もちろん専門性は重要ですが、数年間通院することを考えると、治療内容と通いやすさのバランスも大切です。
犬山市周辺で矯正歯科を探す場合
例えば犬山市で矯正歯科を探す場合、必ずしも犬山市内だけで考える必要はありません。
扶桑町、大口町、江南市、小牧市、岐阜県各務原市なども、場所によっては十分に通院圏内です。
一方で、矯正治療では定期的な通院が必要になるため、
「学校や仕事の帰りに寄れるか」
「渋滞する時間帯でも無理なく通えるか」
「子どもの送迎を数年間続けられるか」
といったことも考えて医院を選ぶとよいでしょう。
「近い」「安い」「楽そう」だけで決めないことが大切です
矯正歯科を探していると、費用や通いやすさ、装置の見た目などに目が向きやすいと思います。
もちろん、それらも医院選びの大切な要素です。
ただ、矯正治療は患者さんによって治療方法が大きく異なります。
医院を選ぶ際には、
矯正治療について十分な経験や技術があるか
検査・分析をしたうえで診断しているか
メリットだけでなくデメリットも説明してくれるか
治療を始める時期や費用について納得できる説明があるか
治療開始から保定まで無理なく通い続けられるか
といった点まで含めて考えることをおすすめします。
犬山市周辺で矯正歯科をお探しの方へ
いぬやま矯正歯科では、矯正治療を専門に行う歯科医院として、犬山市を中心に、扶桑町・大口町・江南市・小牧市・各務原市など周辺地域からも矯正相談にお越しいただいています。
お子さんの場合には、現在の歯並びだけではなく、永久歯への生え変わりや顎の成長も確認しながら、今すぐ治療が必要なのか、もう少し成長を待てるのかも含めてご説明しています。
精密検査ではセファロ分析などを行い、その結果をもとに治療計画を立てています。
また、治療方法についても、特定の装置のメリットだけをご説明するのではなく、それぞれの治療方法のメリット・デメリットを踏まえながらご案内することを大切にしています。
「まだ治療するか決めていない」
「今の歯並びを一度見てもらいたい」
という段階でも構いません。
犬山市周辺で矯正歯科をお探しの方は、お気軽にご相談ください。

0568-63-4182